群発頭痛の薬について

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1.群発頭痛に用いる頓服薬の一覧

群発頭痛の治療に用いられる代表的な薬は以下の通りです。

種類 (1) トリプタン製剤 (2) 純酸素投与
一般名 スマトリプタンコハク酸塩キット スマトリプタン液 ゾルミトリプタン錠 酸素
製品名 イミグランキット皮下注3mg イミグラン点鼻液20 ゾーミッグ錠2.5mg 日本薬局方酸素・酸素・医療用酸素
薬価 ① 皮下注射
2620円(3mg0.5mL1筒)
765.9円(20mg0.1mL1個) 684.6円(2.5mg1錠) CE 0.19円/L
LGC 0.31円/L
大型ボンベ 0.41円/L
小型ボンベ 2.31円/L
摘要 群発頭痛の患者では推奨されています。
しかし、注射針の管理や自己注射の手技取得など、
負担感があります。
国内では点鼻薬はスマトリプタンのみ販売しています。
皮下注射が苦手な方には、点鼻薬を用います。
国内販売している経口投与トリプタン製剤5種類のうち、
群発頭痛への有効性については、
ゾルミトリプタンのみが報告されています。
フェイスマスク7L/分で
15分間吸入も有効とされています。
後発品※1 なし なし あり -
主な副作用 倦怠感、圧迫感、脱力感、悪心、眠気、
熱感、痛み、眩暈、嘔吐、頭痛、呼吸困難
鼻炎、刺激感、痛み、苦味、熱感、悪心、
嘔吐、潮紅、倦怠感、眠気、眩暈
悪心、知覚減退、傾眠、頭痛、絞扼感、
眩暈、異常感覚、倦怠感、動悸、口内乾燥
酸素中毒、気道浄化の障害、吸収性無気肺、
CO2ナルコーシス
禁忌・その他 過敏症、虚血性心疾患、重篤な肝機能障害、心筋梗塞、脳血管障害、末梢血管障害、
異型狭心症、冠動脈攣縮、エルゴタミン投与中、エルゴタミン誘導体含有製剤投与中、
コントロールされていない高血圧症、一過性脳虚血性発作、5−HT1B/1D受容体作動薬投与中、
モノアミンオキシダーゼ阻害剤<MAO阻害剤>投与中、
モノアミンオキシダーゼ阻害剤<MAO阻害剤>投与中止2週間以内
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人の高気圧酸素療法は,
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ実施すること。
未熟児,新生児への投与に当たっては,酸素濃度を必要最小限に止める。
[未熟児網膜症を起こすことがあるので,保育器中の酸素濃度は動脈血酸素分圧を
測定して8.0〜10.7kPa(60〜80Torr)の範囲を保つことが望ましい
片頭痛で使うこともあるエルゴタミン製剤、非ステロイド系鎮痛薬は、効果が期待できません。

ここでご紹介している薬の他にもたくさんの薬が群発頭痛の治療に用いられており、実際にどの薬をどのように用いるかは、処方する医師によっても、頭痛の状態によっても異なりますことをご了承ください。

2.予防薬

予防薬の選択が非常に重要です。片頭痛と比べて、複数の予防薬を併用することが多くなります。

(1)カルシウム拮抗薬

ベラパミル(ワソランⓇ)240~360mg/日。徐脈や心不全の合併症に注意が必要です。
ロメリジン(ミグシスⓇ)10~20mg/日。若干の予防効果が期待されます。

(2)副腎皮質ステロイド

プレドニゾロン60~100mg/日を5日間投与。以後10mg/日ずつ漸減していきます。
有効という報告はあるが、実証されていない。

(3)バルプロ酸(デパケンⓇ、セレニカⓇ)

400~600mg/日。肝機能障害や催奇形性などの副作用の危険がある。

(4)炭酸リチウム(リーマスⓇ)

少量より開始し、200~800mg/日で維持。

(5)神経ブロック

三叉神経ブロック、星状神経節ブロックなど。効果は確立されていない。

担当医師紹介について 診療時間について お電話でのお問い合わせ:03-6202-3376
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