片頭痛発症抑制薬エムガルティによる治療について

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エムガルティによる治療について 目次

片頭痛発症抑制薬エムガルティ(抗CGRP抗体)による治療開始について

片頭痛発作の発症抑制に用いる新薬「エムガルティ」が4月21日に保険適用され、当院においても、片頭痛治療薬「エムガルティ」による治療を開始いたしました。

CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)は主に三叉神経節で発現する神経ペプチドで、片頭痛患者では血中CGRP濃度が上昇していると言われています。 抗CGRP抗体(エムガルティ)は、このCGRPの活性を阻害することで、片頭痛発作の発症を抑制する効果が期待されています。

1.エムガルティによる治療方法について

内服による予防薬ではなく、月1回の注射(初月のみ2本、以降は毎月1本)となります(保険診療)。

2.投与対象となる患者様について

ガルカネズマブ最適使用推進ガイドライン(厚生労働省)を遵守するため、当院では下記の基準にてエムガルティによる治療を実施しております。

当院におけるエムガルティ治療基準
  • 医師に片頭痛と診断されている方(片頭痛とそれ以外の頭痛疾患を鑑別されていることが必要になります)
  • 過去3か月の間で、片頭痛が平均して1か月に4日以上発生している方
  • 既承認の片頭痛発作の発症抑制薬の効果が不十分な方、または内服の継続が困難な方

(既承認の片頭痛発作の発症抑制薬)

(1)プロプラノロール塩酸塩(インデラル錠など)
(2)バルプロ酸ナトリウム(セレニカ錠、デパケン錠など)
(3)ロメリジン塩酸塩(ミグシス錠など)

  • ※ 18歳未満の方につきましては、投与を行っておりません。
  • ※ 妊娠中・授乳中の方につきましては、治療上の有益性が危険性を上回ると判断できない場合、投与を行っておりません。

3.ご予約から治療までの流れについて

(1)当院にて片頭痛の治療を受けられている方

予約時あるいは診察時に治療希望をお伝えください。

(2)他院で片頭痛の治療を受けられている方

紹介状(診療情報提供書)とお薬手帳をご用意のうえご予約ください。

(3)初めて頭痛で医療機関を受診される方

まずは当院頭痛外来の診察をご予約ください。

  • ※ 片頭痛とそれ以外の頭痛疾患が鑑別されていない場合は、MRI検査や血液検査などの検査を実施する場合がございます。
  • ※ 初回診察当日のエムガルティ投与は行っていません。
    治療基準に該当するか判断してから、改めて実際にエムガルティを投与するお日にちを決定します。

4.費用について

保険適応となります。
3割負担:1本あたり13550円(その他通常の再診料、注射処置料がかかります)。
初月のみ2本、以降は毎月1本となります。

担当医師紹介について 診療時間について お電話でのお問い合わせ:03-6202-3376