くも膜嚢胞(のうほう)
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くも膜嚢胞(のうほう)
- 人間の脳はくも膜という薄い膜に包まれています。このくも膜が袋状になり脳脊髄液(髄液)が貯留している病態をくも膜嚢胞と言います。先天性の良性疾患で脳腫瘍ではありません。全年齢層で0.1%~0.5%の発生頻度と推測されています。頭部MRIで偶然発見される場合が多い疾患です。
- 大部分は無症状です。ただし、発生する場所や大きさなどによって脳や周囲の組織を圧迫して、頭痛やけいれん、脳の局所的な症状(視力障害など)を呈する場合があります。このような症状は小児期に出現することが多いです。
- 小児までに症状のないくも膜嚢胞が発見された場合は、嚢胞のサイズ変化を見るために経過観察が必要ですが、成人で無症状の場合は、大きくなることは少なく治療の対象となることはありません。頭痛やけいれん発作、脳の圧迫による症状など何らかの症状がある、あるいは外傷によってくも膜嚢胞に出血した場合などは外科的治療の適応となります。
くも膜嚢胞とは
症状について
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(目次)
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