健康診断では、脳そのものの疾患を診る項目は設定されていません。

健康診断の項目

・身長、体重、血圧、視力、聴力
・尿検査
・胸部X-P(胸部レントゲン)
・血液検査
・心電図
・胃のバリウム検査

健康診断で脳の異常が間接的にわかる項目は以下のとおりです。

1.血液検査、尿検査(血圧、高脂血症、糖尿病)

血液検査、尿検査で生活習慣病(血圧、高脂血症、糖尿病)の有無がわかります。
生活習慣病が生じている場合には、血管が動脈硬化を起こしやすくなることが知られており、この動脈硬化によって脳梗塞、脳出血等が引き起こされる可能性が高まります。
間接的に脳の異常が分かる検査です。

2.BMI(肥満度)

肥満が起こると生活習慣病が起こりやすく、また、肥満の方が生活習慣病を起こすと血管に負荷が掛かる為、心疾患のリスクが増大することが知られています。
従って肥満は脳疾患にも影響を与える因子です。

このように健康診断では直接脳を診る項目がありませんが、一方で齢を取ると共に、生活習慣病や肥満が常態化してしまっており、脳血管が異常を来しているという可能性も否定できません。
生活習慣病の数値が悪い方、肥満である方は、定期的な脳ドックの受診をお勧めいたします。
脳ドックによって脳及び脳血管を実際に見た上で必要な場合には、治療を行っていきます。
また、頭痛、めまい、しびれ等の症状がある場合には、脳ドックではなく、脳神経外科専門外来(保険診療)を受診することをお勧めいたします。


TOPへ